入社の決め手は?
無印良品の商品を開発している人やものづくりに興味をもったことがきっかけです。学生の頃、空き家のリノベーションをして海外の方向けのゲストハウスをつくる活動をしていたのですが、そこで初めて無印良品の商品にふれました。シンプルでどんな国の人にも愛されるデザインの良さと、生活空間すべてをカバーできる多彩な商品ラインナップが印象的で、「いったいどんな人たちがどんなふうにつくっているのだろう」と思い、新卒採用に応募しました。 選考時、ひとりで全員のエントリーシートに目を通したという採用担当の方に出会ったことも、あと押しになりました。「仕事とは、ここまでの熱意をもって、他の人のために行うことが大切なのか」と、ある意味衝撃を覚えたことを記憶しています。 こんなことを話すと、すごく真面目に就職活動に取り組んだと思われるかもしれませんが、どちらかというとそうではなかったかもしれません。それなりに悩むこともありましたが、いつも面接の日は「美味しいものを食べて帰る」のがマイルール。それを楽しみに企業を回っていると、不思議とリラックスして素の自分を出せた気がします。アプローチはそれぞれでしょうが、就職活動はあまり背伸びせず、楽しみながら取り組んだほうが良い結果につながる気がします。